此処はいつ閉鎖してもおかしくない、やる気の無い雑記blogです。


by miya0601

放置は続くよどこまでも

○本日のBGM:dai氏作 「You destructionve」  『ひぐらしのなく頃に解より』
 ついに完結した「ひぐらしのなく頃に」。
 その中でも最も好きな曲の一つです。
 他にも良い曲が多いのですが…そのためだけにゲーム起動するのはなぁ(; ̄▽ ̄)
 サントラ発売希望ですよー!

○本日の本:藤咲あゆな著 「ARIA 水の都と哀しき歌姫の物語」 マックガーデン
 今更ながら、ARIAのノベライズ版を。
 まだ読み始めたばかりなんですが、出来栄えを疑うことはありません。
 著者は天野先生の初連載作品「浪漫倶楽部」のノベライズを見事に書ききった藤咲先生。
 しかもアニメARIAの脚本もやってらっしゃると!
 知る人ぞ知る、かつてのゴールデンコンビ復活なのですよ!

○本日のゲーム:ひぐらしのなく頃に解「目明し編~祭囃し編」 7th Expantion
 待望の完結編です。
 本日のお題はこれの感想ですので、詳しくはそちらで。
 一言だけ言うならば…私は結構好きですよ、こういうの?

 あ、ネタバレ全開なんでご注意を。






○システム
 カケラ紡ぎは、正直面倒でしたよ…。
 説明の段でも、思わせぶりなセリフがありましたし。
 ミスを続けるとゲームオーバー、ぐらいはあっても良かったんじゃないかなぁ。
 でも、効果的な演出だとは思いました。
 今まで明かされなかった様々な人物の過去を、断片的に見ていくという手法。
 これによって、物語をこの状況に導いた流れが明確に理解できます。
 
○シナリオ
 謎解き総集編、という触れ込みですが…。
 ぶっちゃけ答にたどり着くための式作り、といった感じでしょうか。
 それを見ているという感覚。
 でも、愛着あるキャラクターが次々とその式を完成させる様は、気持ちの良いものでした。
 事前にその式を自分で考えていた人にとっては、答合わせの感覚だったかも。

○キャラクター
 思うところ多々あり。
・前原圭一
 どうした主人公!?
 前々作、前作と主人公に相応しい活躍を見せながら、今回ただの駒扱い!
 主だった活躍は全部魅音の指揮みたいな言われ方で、全く報われません…。
 あとさ、裏山戦でのバットっていつ調達したの?
・竜宮レナ
 圭一と同じく、見せ場らしい見せ場が無かった…。
 トレードマークの鉈も、前作以来出てないしなぁ。
 最後の最後にワリ食った感じが否めません。
・園崎魅音
 お前空気嫁。
 作者が人気投票で魅音を一位に返り咲かそうとしてシナリオ書いたのかと思うほどの活躍。
 確かに今まで哀れすぎだったとは思うよ?
 問題編時代は「魅音編」とまで呼ばれた「綿流し編」が実は詩音編だったわけだし…。
 でもココに来て完結編が魅音編てあーた…。
・北条沙都子
 皆さん、お気づきでしょうか…。
 今回、コイツは目明し編のような決意も無く、皆殺し編のような克己もしてないんですよ。
 いや、悪いとは言いませんよ?
 でもあそこまでの輝きで魅せてくれたのに、という思いがね。
 惜しいって思っちゃうんですよ。
 鶯との心理戦での文言は、圭一の入れ知恵でしょうかね?
・古手梨花
 一番扱いの酷い子。
 いや、元より戦闘向きじゃないから裏山戦での行動は予想済み。
 その辺の活躍は期待してなかったんですけどね。
 でもここに来て記憶の継承に失敗って…皆殺し編の死が報われない。・゚・(ノД`)・゚・。
 同時に、皆殺し編での圭一の言葉も……あぁ、これは羽生を動かすのか。
 でもこれじゃ梨花ちゃん、完全に羽生への当て馬ですよ。
・羽生
 そりゃさ…皆殺し編の記憶を持った梨花ちゃんが居たら、立場無いと思いますけどね。
 でも皆殺し編と祭囃し編で、ここまでキャラが違うと…まるで別人ですよ。
 なんていうか、ネタ切れしましたか?
・葛西辰由
 マジでかっこええ…。
 登場キャラの中で、一番男としての格が高いんじゃないだろうか。
 自分の人生を背負って生きる男です。
・赤坂衛
 ジョーカー。
 いや、トランプに例えるなら、ジジ抜きのために抜かれていた取って置きのエースか。
 この人が居なければ、この大団円はありえなかったでしょう。
・鷹野三四
 コイツにだけは好感が持てなかった…。
 同情できる部分は多々あるし、共感できる部分もある。
 でも、学問の本質をさ…履き違えてんだよコイツと一二三爺さん。
 学問ってのは、事実を事実として積み重ねて、その結果を見て判断するものなんだよ。
 ある事実を見て、こうじゃないかと仮説を立てる。
 それは重要だ。
 でも仮説は仮説でしかなく、仮説のための証拠集めは、してはならないんだ。
 だが、この二人はそれをやった。
 あまつさえ、それを権力を持ってごり押しした。
 それが、コイツらを許容できない理由。

○音楽
 珠玉の曲がたくさんあります。
 曲名を上げることも考えましたが…サントラ出てませんしねぇ。
 是非ゲームを買ってください。
 音楽CDを買うつもりでも、2000円でこの曲のレベルなら買いです。

○笑いどころ
 魅音が最後に決めた技が「空気投げ」。
 幻の技とかいう凄い技なのは承知してるけど…。
 ここで空気かよ!

○突っ込みどころ
 魅音がいくら強いからって、小比木を圧倒できるってのは無しでしょうに…。
 あと、無防備に歩くだけだった鷹野がトラップに引っ掛からなかったのも謎。
 キャラの欄にも書いたけど、圭一のバットはどっから調達した?
 などなど、突っ込みどころも多々あり。

○総括
 細かい部分は上で語ったので割愛しましょう。

 正直息切れしたかな、と思うものがありました。
 流れだけを見ると、ほとんどハリウッドと一緒。
 その無茶な展開に信憑性を持たせられた理由はただ一つ。
 プレイヤーが4年半もの時間に付き合ってくれたからこそ。
 それだけの時間をかけないと楽しめない、と言えるかもしれません。
 ですが、時間をかける価値があると思いますよ。

 第一作目にあった、「犯罪か?祟りか?」という流れは、既に消え去っています。
 そういう意味では、神性を暴かれていく古代文明に似ているようにも思えます。
 謎は謎であってこそ魅力的なもの。
 しかし、暴かれてなお人を魅せる力があることもまた事実。
 この作品には、その力があったと、私は思います。

 色々批判も書きましたが…とても楽しい時間を与えてくれた作品でした。
 作者の方々と、この作品に携わった多くの方に、感謝と賛辞を。
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by miya0601 | 2006-08-20 16:05 | 日記?