此処はいつ閉鎖してもおかしくない、やる気の無い雑記blogです。


by miya0601

うみねこ考察!

今回は考察オンリーでいくぜ!
見たい人は





うみねこのく頃に ep1考察

まず「うみねこ」が何を考察するものなのかを明確にしておこう。
公式ページより抜粋
皆さんは、どんな不思議な出来事が起こっても、全て“人間とトリック”で説明し、
一切の神秘を否定する、最悪な人間至上主義者共です。
どうぞ、六軒島で起こる不可解な事件の数々を、存分に“人間とトリック”で説明してください。

皆さんが、どこまで人間至上主義を貫けるのか、それを試したいのです。

犯人は魔女。アリバイもトリックも全ては魔法。
こんなのミステリーじゃなくてファンタジー!

あなたが悔し涙をぼろぼろ零しながら、そう言って降参するところが見たいのです。

私が期待するのは、正解に至る推理が現れることじゃない。
一体何人が最後まで、魔女の存在を否定して、“犯人人間説”を維持できるのか。

つまりこれは、魔女と人間の戦いの物語なのです。

連続殺人幻想『うみねこのなく頃に』


つまりこの作品は、
「トリックをこねくり回して考え、膝を突いた竜ちゃんを指差して大笑いする」
ために推理する物語です。
「起こった事件に対して理屈と知識を駆使して実行方法を与える」
とも言います。
ぶっちゃけ、竜騎士07氏は事件の起こし方を用意してるのかすら疑いたい気分ですが……。
まぁ二作目以降を楽しむためにも、まずは提示された謎に焦点を当てましょう。
自分なりの答えが出ているものも、出ていないものもあります。
よろしければ、コレを見た方もいろいろ考えてみてください。



○物語内部の謎に対する考察
 主に碑文や密室トリックなど、物語の流れの中で起こり、明かされていない謎への考察。
 その中でも、宮代が気になった部分をピックアップして掲載していく。

[19人目の存在]
 殺人が起きた段階で、19人目が居ないと仮定して戦人は推理を開始する。
 霧江も否定的である。
 しかし霧江の予測を見越し、滞在者を疑心暗鬼に陥れる手法であるとも取れる。
 なお、疑心暗鬼は前作「ひぐらしのく頃に」のキーワードであった。
 使用人達は、人であれ現象であれ、ベアトリーチェが”い”ることを前提に話を進めている。
 →”い”るの字は何で、どういう意味で用いられているのか?
  →居る、要る、射る、入るあたりか?

[6人の生贄 第一の晩成就]
 今回は蔵臼、留弗夫、楼座、霧江、郷田、紗音が選ばれた模様。
 死後、キャラクター紹介一覧は赤く表示され、立ち絵の顔は塗り潰されている。
 塗り潰された部位はキャラによって違い、恐らくそこが損壊している部位なのだろう。
 潰され方は以下の通りである。
 ・蔵臼:左半分
 ・留弗夫:全面
 ・楼座:全面
 ・霧江:全面及び首元
 ・郷田:口元から上の部位
 ・紗音:右半分
 偽装の可能性が存在しないのは蔵臼と紗音のみ。
 潰された部位にも、意味があるかもしれない。
 Tipsから、蔵臼が最初に殺されたと思われる。
 
[死体を隠そうとした形跡が無い]
 庭園倉庫の鍵は一つだけであり、その点から絵羽が筆頭になり使用人を疑う。
 しかし鍵の存在や遺体が遺棄された場所があまりにも使用人グループを指している。
 つまり現状はいかにも使用人グループが怪しい状況にある。
 戦人はそこで「チェス盤理論」を展開、使用人犯人説を否定している。
 しかし黒幕が居ると仮定すれば、この戦人の推理は崩れ去る。
 使用人グループを疑う方向にミスリードするというメリットが発生するからだ。
 この場合、使用人が黒幕に絶対服従である必要がある。
 →金蔵の指輪を所持している人物か?

[金蔵の書斎の密室]
 密室を成立させている条件は二つ。
 1:絵羽の差し込んだというレシートの封印
 2:隠し扉が存在しないという源次の言葉

 2の条件は絵羽が序列2位の立場を使い確認したため絶対だと思われがちである。
 しかしあの時点では金蔵の死亡は確認されていない。
 ゆえに源次が金蔵に
 「自分以外の誰かに隠し扉の存在を聞かれても、無いと言え」
 と命令されていた場合、源次はその言いつけを守っただろう。
 つまり、源次が『金蔵の命令の元に嘘をついた』可能性が存在するのだ。

[引き裂かれた2人 第二の晩成就]
 ベッドの上で絵羽、浴室で秀吉が死亡。
 眉間に太いアイスピック状の凶器を突き立てられている。
 部屋はチェーンが掛けられ事実上の密室だった。
 隙間からは二人の遺体が見えなかった。
 チェーンを切る道具を手に戻ってきた際、扉に魔法陣が描かれていた。
 →チェーンは切断されていないように見せかけることも可能。
  →扉を開ける際の衝撃に耐えられるなら、という条件がつくが……。
 →糸や小道具を使ってチェーンをかける。
  絵羽や秀吉がチェーンを外して犯人を中に入れたと仮定する。
  そうすると、犯行後に外からチェーンをかけるだけで密室が成立する。
  →絵羽や秀吉があの状況で誰かを部屋に入れるか、という問題がある。

[短時間で描かれた複雑な魔法陣]
 嘉音がチェーンを切るカッターを取りに入っている僅かの間に描かれた魔法陣。
 赤黒い液体が乾かず垂れていることから、描かれて間がないとされている。
 しかしコレは非常に簡単に描くことができる。
 1:まず魔法陣の図柄を切り抜いた型紙を扉に当てる。
 2:そしてスプレーを吹きかけるorペンキを塗りたくる。
 3:短時間で魔法陣が描ける。
 心配なのは多くの人がたどり着くだろう答えのため、ミスリードである可能性がある点。

[嘉音の克己 第五の晩成就]
 犯人と対峙した嘉音は、鉈を振り上げ襲い掛かろうとする。
 しかし胸部に太いアイスピック状の凶器を突きたてられ失敗。
 その後最後の力を振り絞り、何故か凶器を引き抜く。
 →凶器を引き抜いた意味は?
  →凶器の先端は螺旋を描いている。
   →突き刺すのではなく、抉りこむ必要がある。
    →人が素手で人体にめり込ませることが難しい。
     →射出機が存在することを示す?

 「胸を抉りて殺せ」は第五の晩の内容であり、犯行の順番がズレている

[焼却炉の死体 第四の晩成就]
 長時間にわたり、焼かれ続けていた死体。
 眉間には太いアイスピック状の凶器が突き立てられていた。
 犯行時間は相当前である。
 →これで「第五の晩」との逆転は防がれた。
  →しかし今度は第二の晩との順序逆転が発生している可能性がある。
 全身が焼け爛れていたが、足の指が6本あったことにより、金蔵と断定。
  →逆に言えば、足の指が6本あれば金蔵だと偽装することが可能


○作品への考察
 作品に関する部分ではあるが、物語の流れとは外れた部分への考察。

[真里亞の父親]
 戦人と真里亞の髪の色が同じ。これは二人が異母兄妹であることの証拠?
 →真里亞は近親相姦によって意図的に産まされた「最も右代宮の血が濃い存在?」
  →その母なら、出産後も楼座が右代宮を名乗っている理由にもなりうる?

[ベアトリーチェとは?]
 ルールの具現化、とするには金蔵の言動と一致しない。
 魔女の概念としてのアトリーチェと、人物としてのベアトリーチェが存在すると思われる。
 人物としてのベアトリーチェは、源次が語ったとおりの人物で、既に死亡している。
 しかし10tの金塊を用意したとは到底思えない。
 恐らくインゴットは蔵臼が夏妃に見せたものただ一つで、金塊の山は偽物。
 金蔵は偽物の金塊の山から、出資者に本物のインゴット一枚を引き抜かせるという極大のリスクを伴った賭け――詐欺を仕掛け、成功させた。

 それに成功したのが、金蔵の「奇跡」と「魔法」の理論の根底ではなかろうか?
 なおこの際、ベアトリーチェが出資者を誘導した可能性がある。
 マジックには『フォース』という技術が存在する。
 その内容は、種も仕掛けも無い状態で相手に思い通りのカードを引かせるものだ。
 これにより、金蔵にとってベアトリーチェは
 「限りなくゼロに近い可能性を手繰り寄せる力」=「奇跡と魔法の担い手」
 という絶対者に昇華されているのではないだろうか?

[碑文を読み解く価値]
 このゲーム盤はベアトリーチェの能力で彩られている。
 そのため、この碑文も彼女のルールに縛られていると見るべきかもしれない。
 つまりこれを解いたからと言って、彼女に勝利できるという保障は無いのである。
 解いた先にあるのは、黄金郷だと書かれているのだから。
  →何せほら、「祭具殿に入っても何もなかった」って前例があるから。
 あるいは金蔵が常々口にする「リスク」と絡める見方もある。
 つまり、魔女があらかじめ自らの手の内を書き記した犯行予告であるという見解だ。
 計画の全貌を衆目に晒しているわけだから、犯人とっては極大のリスクだろう。
 もっとも、こちらは書いた私自身、信じていない。

[エンドロールの手紙を書いたのは誰か?]
 右代宮真里亞と名乗ってはいるが、アレがこんな文章を書けるとは思えない。
 ……もとい、魔女を信じていた彼女が書いた文章とは思えない内容である。


○竜騎士07氏への挑戦
 竜ちゃんに挑むための下準備といったところか。
 ゲーム盤の外で語られた内容、宮代個人の意見などを記す。

[裏お茶会]
 フレデリカ=ベルンカステル卿降臨!!
 ラムダデルタ卿ってのは、ラムダ=30、デルタ=4で34さんかね?
 今回も前回と同じく、「まずはルールと駒の役割」を繰り返しプレイの中から探る。
 この世界で言う「魔女」はルールの具現した姿だと仮定する。
 二人の魔女はそれぞれ以下のルールに該当。
 ベルンカステル卿=考察を続ける余地が有る限り、無限に繰り返すことができる力
 ラムダデルタ卿=強い意志をもって誰かを確実に殺せる力=ルールY

 どちらも非常にロジックなもの。
 ゲームを行う場合、お互いが最善手を打ち合うために「チェス盤理論」が適用できる。
 しかしベアトリーチェはランダム要素が入るため「意味のない手」を打つ事がある
 全ての行動に意味を見出そうとする「チェス盤理論」では逆に翻弄されるだろう。
 何が言いたいかというと、作中では実行犯が「失敗する」可能性があるということ。

[日付の矛盾]
 魔女が復活するのは9日目の晩である。
 にも拘らず、それ以前の殺害に魔女の力が働いているとするのは明らかな矛盾である。

[ベアトリーチェが存在できる条件]
 『その場に居る者全てが存在を信じること』が条件。
 →信じない者が居なくなれば存在できる?
  →「ないことの証明」は困難であるため、「居ることの証明」を成立させようとしている?
   →つまり人数が少なければ少ないほど存在を安定させやすい。

[最後に個人的な意見]
 やはり金蔵が物語の中心に居る気がする。
 しかし、彼は恐らく全ての事件に対して直接的な行動を行っていない。
 金蔵は自分すら鍵に選ばれた生贄になる可能性があることを示唆している。
 つまり、
 1:起こる事件の全てが金蔵の望むものではない。
 2:金蔵が望まない事件もある。
 3:事件を起こす者は「魔女=同一人物とは限らない滞在者の誰か」である。
 4:故に、誰もが知らず知らずのうちに犯行の片棒を担いでいる可能性がある。
 5:つまり、誰一人として事件の全容を理解できない。
 6:完全な外部から、客観的に見て初めて全体の構造が見えてくる。

 ということになる。
 故に、個々の犯行及び事件の際のアリバイは、大勢においては意味を成さない。
 「誰が犯人か」という推理自体が崩壊する、最も美しい犯罪の姿である。
 なお、この理屈の完全な姿を見たい人は「絡新婦の理」を読むことをお薦めする。


[おまけ]
 真里亞ウザい。
 *されればいいのに。


こんなところか。
え、推理になってない?
や、そういうのは人様に任せようかな~って。
答えの出ない考察に頭を回すのが、エセ考古学の楽しみ方なわけでして。
推理させるつもりすらない物語ってことだから、まずは乗っかってみるのも一興かと。
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by miya0601 | 2007-08-26 22:36 | その他